概要
申告書作成の演習を通じて、作成手順を体感しながら習得できるように構成した、最短でマスターできる法人税申告書の作成手引。令和５年度税制改正に対応した最新版。
付録として、「賃上げ促進税制」適用時の別表６（26）の書き方を収録。
目次
Ⅰ 申告書を作成するための基礎知識
１．法人税を理解しよう
２．別表４の構造をみてみよう
３．別表５（１）の構造をみてみよう
４．留保と社外流出
Ⅱ 企業グループと株主をおさえよう
１．企業グループをおさえよう
２．会社の株主をおさえよう
Ⅲ 法人税の申告書を作成してみよう
１．決算書から別表へ
２．受取配当金の処理をマスターしよう
３．貸倒引当金の処理をマスターしよう
４．賞与引当金の処理をマスターしよう
５．交際費の処理をマスターしよう
６．減価償却の処理をマスターしよう
７．少額の減価償却資産の処理をマスターしよう
８．税金の処理をマスターしよう
９．所得税額控除の処理をマスターしよう
10．寄附金の処理をマスターしよう
11．法人税を計算してみよう
12．別表を完成させよう
Ⅳ 欠損金と還付金
１．欠損金の処理をマスターしよう
２．還付となるときの処理をマスターしよう
資料
付録 （給与等の支給額が増加した場合の法人税額の特別控除（賃上げ促進税制））
著者紹介
柴田 知央（しばた ともひろ）
税理士
明治大学商学部商学科卒。
プライスウォーターハウスクーパースを経て、辻・本郷税理士法人において法人全般に関する会計税務の他、相続税や同族会社の事業承継対策などを担当。
平成21年柴田知央税理士事務所設立。法人税、消費税、経理全般等に関するセミナー講師を務める。
〈主な著書〉
「中小企業のための法人税特例ガイドブック」（税務研究会）
「将来の「相続」のはなし」（税務研究会 税研情報センター）
「法人成りの活用と留意点」（共著・税務研究会）
「生前贈与活用ガイド」（税務研究会 税研情報センター） 他