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リスクを移転し始めた不動産投資市場

リスクを移転し始めた不動産投資市場

  • 川津昌作 著
発行
2008年04月20日
判型
A5判272頁
ISBN
978-4-433-38018-2
定価
2,640(本体:2,400円)

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概要

■デフレ経済から脱却し、「いざなぎ景気超え」といわれる好景気に入った日本の不動産投資市場の現状を、「リスク」という概念への市場の対応を通じて明らかにする。

目次

第1章 マーケティング戦略
1 マーケティング理論
2 都市マネジメントの変遷
3 大規模商業施設と都市マネジメント
4 エリア間競争
5 回遊性
6 ビジネスモデル
7 リスクをとらなくなったマネジメント
8 生産性の格差と裁定
9 都市の生産性とマネジメント力

第2章 不動産市場の均衡
1 多様性の産物である不動産
2 市場の4象限均衡理論
3 ファイナンスの均衡理論
4 ヘドニックアプローチ
5 マーケット間の裁定
6 地価バブルとダイナミズム
7 地価バブルの退治
8 サブプライム住宅ローン破綻問題
9 景気循環の最後に来るのはいつも住宅バブル
10 チキンレースの始まり
11 市場のパラダイムチェンジ

第3章 ビジネスの市場循環
1 期待収益率と景気循環
2 不動産投資ビジネスサイクル

第4章 デットによる成長戦略
1 投資ビークル
2 レバレッジ
3 レバレッジのシミュレーション
4 オーバーレバレッジ
5 不動産投資の金利と収益の特徴
6 オーバーレバレッジのパターン
7 成長戦略
8 REIT

第5章 エクイティとリスクマネジメント
1 リスクの氾濫
2 リスクマネジメントの目的
3 リスクヘッジ
4 家賃保証
5 リスクポジション
6 リスクマネジメントの最適性
7 資本主義とリスク