概要
■サブプライムローン問題以降の激動する不動産の現場!
行政、建設、開発、銀行、証券、鉄道、研究の第一線で活躍する当事者が一堂に会し、様々な角度から現状分析を試み、これからの不動産開発の指針を探る。
目次
序
第1部 必須の基礎としての歴史・風土
01 歴史に学ぶ都市計画
02 東京の都市再生への取組み
03 名古屋市街の特性と活性化への提案
第2部 社会から期待される景観・保全
04 都市景観マネジメントはどのようにあるべきか
05 不動産開発事業と街並み景観の形成
06 歴史的建造物保護の現在
―歴史的建造物保存活用における官民連携
07 歴史的景観の保全と不動産開発
08 東京駅丸の内駅舎の保存・復原
09 皇居見学会
第3部 混沌としたファイナンスの現状
10 不動産開発ファイナンスの基礎
11 J-REIT市場の状況と今後
12 PFIの現状と今後の展開
13 不動産開発と不動産価格
第4部 避けて通れない評価・リスク・マネージメント
14 評価・リスク・アセスそしてマネージメント
15 土壌汚染、アスベスト、PCB、建物耐震化対策
16 住宅の品質確保と瑕疵担保の履行
17 CASBEE活用による地球環境配慮と不動産開発
18 CRE戦略とPRE戦略
19 ファシリティマネジメント(FM)とPRE(Public Real Estate)
20 商業施設開発の動向とテナントリーシングのあり方
第5部 これから重視したい再生・修復・新まちづくり
21 環境時代の都市再生と緑
22 景観整備機構による東京の観光・景観まちづくり
23 まちに住みつづけるための手法
―コーポラティブ方式など
24 マンション再生とストック活用
―中古住宅市場活性化の重要性
25 UR都市機構のストック
改修技術開発プロジェクト「ルネッサンス計画」
26 UR賃貸住宅ストック再生・再編方針
27 耐震偽装マンションの建替えプロジェクトへの取組み
第6部 今、元気な駅周辺
28 JR東日本が進める「ステーションルネッサンス」事業
29 鉄道会社における最近の駅周辺の不動産活用
30 宿泊特化型ビジネスホテル展開の今後
31 永田町二丁目計画(キャピトル東急ホテル建替計画)
32 名古屋ミッドランドスクエア開発と運用