概要
■会計、行政改革、国際比較、情報管理や地域環境など多角的な視点から、「地方自治」の現況と今後の展望を18名の研究家・実務家が論じる。
目次
第1部 行政部門
第1章 地方分権改革-その進展と課題-
第2章 組織間ネットワークの形成と地域経済の活性化-事例研究:神戸市「北野工房のまち」-
第3章 行政領域の縮小とコミュニティの再組織化-協働のパートナーとしての地域コミュニティ-
第4章 電子ネットワーク社会における地方自治と個人情報保護・情報公開制度の形成
第5章 官民連携による地域情報化施策としての地域ポータルサイトの評価
第6章 都市経営情報管理の確立とシステム思考-P.M.センゲの学習する組織論をヒントに-
第2部 財政部門
第7章 地方自治体と行財政改革
第8章 中央政府と地方政府の財政関係
第9章 地方分権と地方財政
第10章 地方財政構造の変革と都市ごみ管理
第11章 地方自治の国際比較-北欧の地方自治と地方税を中心に-
第3部 会計部門
第12章 地方自治体における発生主義会計の活用-東京都の事例を参考にして-
第13章 公会計におけるコンテンラーメンの設計
第14章 地方自治体の再建法制と公監査
第15章 地方公共団体における内部統制
第16章 公会計の財務報告の目的と会計の基礎
第17章 公会計改革をベースにした予算制度改革
第18章 地方自治体における公会計制度改革の方向性-持続可能で自律的な行政経営の実現に向けて-
著者紹介
池宮城秀正
小松陽一
橋本行史
筆谷勇
山内昭