概要
IFRSの影響を受けて次々と変わる会計基準は、「四半期」「年度末個別・連結決算」「開示」などの決算実務にどのような影響を与えるのか―。
・平成23年3月期から新たに適用される会計基準
・平成23年4月1日以降から適用される会計基準
など、実務担当者の知りたい留意点が明らかになる平成23年3月期決算に向けた究極の一冊!
目次
序章 日本の会計基準の現況
第1節 日本の会計基準
第2節 平成23年3月期及び平成24年3月期から適用される会計基準
第1章 平成23年3月期から新たに適用される会計基準
第1節 企業会計基準第17号 セグメント情報等の開示に関する会計基準
第2節 企業会計基準第18号 資産除去債務に関する会計基準
第3節 企業会計基準第25号 包括利益の表示に関する会計基準
第4節 企業会計基準第22号 連結財務諸表に関する会計基準
第5節 企業会計基準第16号 持分法に関する会計基準
第6節 企業会計基準第23号 『研究開発費等に係る会計基準』の一部改正
第2章 平成23年3月期から一部改正が新たに適用される会計基準
第1節 企業会計基準第9号 棚卸資産の評価に関する会計基準
第2節 企業会計基準第12号 四半期財務諸表に関する会計基準
第3節 企業会計基準第21号 企業結合に関する会計基準
第4節 企業会計基準第7号 事業分離等に関する会計基準
第5節 企業会計基準第5号 貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準
第3章 平成23年4月1日以後開始事業年度から新たに適用される会計基準
第1節 企業会計基準第24号 会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準
第4章 平成23年4月1日以後開始事業年度から一部改正が新たに適用される会計基準
第1節 企業会計基準第2号 1株当たり当期純利益に関する会計基準
第2節 企業会計基準第6号 株主資本等変動計算書に関する会計基準
第5章 平成23年3月期以前から適用されている会計基準
第1節 企業会計基準第20号 賃貸等不動産の時価等の開示に関する会計基準
第2節 企業会計基準第15号 工事契約に関する会計基準
第3節 企業会計基準第13号 リース取引に関する会計基準
第4節 企業会計基準第11号 関連当事者の開示に関する会計基準
第5節 企業会計基準第10号 金融商品に関する会計基準
第6節 企業会計基準第8号 ストック・オプション等に関する会計基準
第7節 企業会計基準第1号 自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準
第8節 企業会計基準第3号 『退職給付に係る会計基準』の一部改正
第9節 企業会計基準第14号 『退職給付に係る会計基準』の一部改正(その2)
第10節 企業会計基準第19号 『退職給付に係る会計基準』の一部改正(その3)
第11節 企業会計基準第4号 役員賞与に関する会計基準
著者紹介
林一樹(はやし・かずき)〈監修・執筆〉
新日本有限責任監査法人パートナー、公認会計士
第Ⅱ監査事業部監査第7部に所属し、卸小売、ソフトウェア、コンテンツ、海運、不動産業等の監査業務に従事するとともに、IFRS導入、IPO、デューデリジェンス業務等、非監査業務に従事。FAAS(財務会計アドバイザリー)担当、IPOパートナー。
主要著書に『Q&A ソフトウェア業の会計実務』(共著、清文社)がある。
田中計士(たなか・けいじ)〈執筆〉
新日本有限責任監査法人マネージャー、公認会計士
第Ⅱ監査事業部監査第7部に所属し、化粧品、食品、宝飾品などの消費者製品製造企業を中心とした監査に従事するほか、IPO支援業務、IFRS導入アドバイザリー、内部統制アドバイザリー、デューデリジェンス業務等にも従事。
経理財務専門誌への寄稿、セミナー講師、化粧品業界誌におけるコラム連載等も手がける。