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不動産の税法と経済学

改訂増補 不動産の税法と経済学

  • 青野勝広 著
発行
2011年10月07日
判型
A5判328頁
ISBN
978-4-433-53791-3
定価
3,300(本体:3,000円)

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概要

■「譲渡所得税」を中心に、固定資産税、相続税、不動産取得税などの不動産税制を解説するとともに、これからの不動産税制の改革案を提示。

目次

第1章 土地譲渡所得税の改革案の検討
第2章 新土地譲渡所得税の死亡時課税
第3章 個人と法人への異なる譲渡所得税課税と中立性-個人への死亡時課税と法人への含み益利子税-
第4章 法人への「含み益利子税付き譲渡所得税」の検討-5年以内の法人土地保有についての含み益利子税免除の提案-
第5章 土地譲渡と二重利得法
第6章 相続と譲渡所得税制度-「みなし譲渡所得税」を中心に-
第7章 代償分割における相続税と譲渡所得税の関係-譲渡所得税の死亡時課税制度の提案-
第8章 死亡時の「みなし譲渡課税」の負担は過重か-譲渡所得税の死亡時課税と現行課税方式との比較-
第9章 譲渡所得税の死亡時課税における時価評価の相違が納税者側(相続人)の税負担に及ぼす影響 
第10章 不動産取得税・登録免許税と凍結効果-不動産取得税・登録免許税の税法と経済学-
第11章 含み益利子税と固定資産税の評価

著者紹介

青野勝広(あおの かつひろ)

 1944年2月7日 愛媛県松山市に生まれる。
 1971年 神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。
 1980年 松山商科大学(現松山大学)経済学部教授。
 1988年 経済学博士(神戸大学)。
 2001年 松山大学理事長・学長。
 現在 松山短期大学教授。

 〈主要著書及び論文〉
 『土地の経済分析―経済成長と地価』(日本経済評論社,1984年)
 『土地税制の経済分析』(頸草書房,1991年)
 『土地と住宅の経済分析』(清文社,2002年)
 『新土地譲渡所得税の死亡時課税』『都市住宅学』54号,summer,2006
 『不動産の税法と経済学』(清文社,2008年,第19回租税資料館著作賞受賞)