概要
消費増税に際して直面しうる、契約実務上の思わぬ落とし穴やトラブルを避けるために、税理士・弁護士や企業の担当者が知っておくべき問題を徹底解説。
目次
第1章 改正消費税法の概要
1 はじめに
2 改正消費税法
3 関連する諸政策の創設・改正等
第2章 経過措置の概要
1 はじめに
2 指定日の前日までに契約を締結することにより適用されるもの
3 施行日(一部施行日)にまたがる契約につき適用されるもの
4 消費税の計算において留意すべきもの
第3章 消費増税にまつわる契約実務対策・留意点
1 消費税課税の原則
2 経過措置適用に当たっての留意点
3 契約締結に至るまでの留意点・対応策
4 課税庁との関係
5 税制改正に関する税理士の依頼者に対する責任と対応策
6 下請法・優越的地位の濫用に関連する留意点
第4章 消費増税にまつわる国際取引での留意点
著者紹介
米倉裕樹(よねくら ひろき)
弁護士・税理士。現在、弁護士法人北浜法律事務所パートナー。1993年に立命館大学法学部を卒業後、1999年に弁護士登録(大阪弁護士会)。2006年にNorthwestern Unuversity School of Lawを卒業し、2007年にNY州弁護士登録。2010年、近畿税理士会にて税理士登録し、現在に至る。
大阪大学大学院非常勤講師、近畿弁護士会連合会税務委員会委員も務める。
<編集協力>
藤原耕治(ふじわら こうじ)
税理士。税理士法人山田&パートナーズ社員(パートナー)。2003年税理士法人山田&パートナーズ入所。各種税務申告業務をはじめ、法人顧問業務、相続・事業承継、企業組織再編等の各種業務に従事。