財務諸表監査における不正対応
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- 公認会計士・公認不正検査士 宇澤亜弓 著
- 発行
- 2013年11月22日
- 判型
- A5判470頁
- ISBN
- 978-4-433-54623-6
- 定価
- 3,960円(本体:3,600円)
在庫なし
概要
監査人は「懐疑心」をどのように考え、どのように対応すれば良いか、著者の豊富な経験をもとに、財務諸表監査における不正対応について、理論編・実務編・不正リスク対応基準の解説の3部構成により詳しく解説。
目次
序 財務諸表監査と不正対応
第一部 理論編:財務諸表監査制度
第1章 公正な証券市場の確立
第2章 財務諸表監査制度の在り方
第3章 財務諸表監査と不正会計の歴史
第4章 公認会計士の社会的使命
第二部 実務編:不正対応監査
第1章 総論
第2章 不正会計について
第3章 財務諸表監査における不正対応に係る概念的枠組み
第4章 不正の端緒の把握
第5章 財務諸表における不正の兆候の把握
第6章 深度ある監査手続
第7章 主な貸借対照表項目と深度ある監査手続
第8章 主な損益計算書項目と深度ある監査手続
第9章 主な不正の手口と深度ある監査手続
第10章 財務諸表監査における不正対応
第11章 不正対応監査への制度的対応
第12章 不正対応に係る公認会計士の育成
第13章 不正対応のための公認会計士の社会的関与
第三部 不正リスク対応基準
第1章 不正リスク対応基準の設定について
第2章 不正リスク対応基準の解説
著者紹介
宇澤亜弓(うざわ あゆみ)
公認会計士宇澤事務所代表、公認会計士・公認不正検査士
平成2年3月 関西学院大学法学部法律学科卒業
平成2年10月 公認会計士第二次試験合格後、大手監査法人にて法定監査(商法・証取法)及び株式公開支援業務等に従事。
平成7年3月 関西学院大学大学院商学研究科会計学専攻修了。
平成11年4月 警視庁刑事部捜査第二課にて、財務捜査官(警部)として、企業犯罪(特別背任、業務上横領、詐欺等)捜査に従事。
平成16年11月 証券取引等監視委員会事務局特別調査課にて、証券取引特別調査官、主任証券取引特別調査官、開示特別調査統括官として、主に虚偽記載事案の基礎調査(事案の掘り起し)・本格調査等の犯則調査に従事。
平成23年2月 公認会計士宇澤事務所を開設し、市場規律の強化に取り組む市場関係者等への講演、セミナー等を行うとともに、不正会計の予防・早期発見に係るコンサルティング業務及び不正調査、訴訟関連調査等を主たる業務とする。
平成23年7月 最高検察庁金融証券専門委員会参与(現任)。
平成24年6月 一般社団法人日本公認不正検査士協会(ACFE JAPAN)理事(現任)。