概要
地方自治の研究に携わる18名の研究者・実務家が、理論、歴史、制度、政策など多方面から地方自治・地方分権のあり方を考察。
<日本図書館協会選定図書>
目次
<Ⅰ>地域経営
第1部 地域政治
第1章 国土政策と地方自治
-全国総合開発計画と地域政治社会の変容-
第2章 首長の変遷からみる地域政治の変貌
-改革派首長の系譜-
第3章 企業体としての地方公共団体の財政開示改革の提言
第2部 地域経済
第4章 地域経済を支える地域企業の活性化
-コモディティ化を越えて-
第5章 地域産業集積における優位性維持のダイナミズムとセンスメーキング
-今治タオル産業集積のケース-
第6章 地域経済の発展と沖縄の情報通信産業
第7章 地方における地域公共交通の現状と課題
-応神ふれあいバスの事例から-
第8章 地方自治体におけるメソ会計の構築
第3部 地域社会
第9章 市民主体の社会イノベーションの進展
-多主体協働の形成期を事例に考える-
第10章 地域におけるバイオマス事業の展開とバイオマス環境会計の機能
第11章 地域分権の制度設計と行程選択
<Ⅱ>地方自治の深化に向けて
第4部 公会計
第12章 行財政システム改革と自治体会計
第13章 地方公共団体における規模拡大とコスト構造の変化
-徴税費を事例にした実証分析-
第14章 地方公営企業会計制度及び地方独立行政法人会計基準(公営企業型)の見直し論点
-補助金等による固定資産取得の会計処理を中心に-
第5部 東日本大震災の復旧・復興
第15章 東日本大震災における復興政策が地域経済に与える影響
-東北地域産業連関表を用いた分析
第16章 地方公共団体における消防組織の現状と課題
第17章 地域防災と地域経営との有機的連携性
-担税力と公会計の視点からみる基礎自治体の役割-
第18章 東日本大震災復旧・復興財源に関しての基本的考え方