清文社のオンラインストア

課税庁職員と税理士のための 税務調査における事実認定

課税庁職員と税理士のための 税務調査における事実認定

  • 税理士 髙松謙悟 著
発行
2015年03月23日
判型
A5判348頁
ISBN
978-4-433-53744-9
定価
3,080(本体:2,800円)

在庫なし

概要

税務調査における心構えやノウハウについて、長年現場で税務調査・査察調査に従事してきた著者が、わかりやすく解説。

目次

第1章 調査とは
1 税務調査入門

第2章 財産調査
1 調査(財産調査)とは
2 財産調査の基礎知識
3 金の流れの調査
4 金融機関(銀行)調査入門
5 その他、調査に役立つ情報・着眼点

第3章 損益調査
1 損益(P/L)調査入門
2 損益(P/L)調査

第4章 審判所裁決事例にみる「課税ありきの不実認定」
1 証拠に基づかない「不実認定」は調査ではない
2 裁決事例に見る不実認定と事実認定例

第5章 事実認定における基本事項
1 税務調査における「所得の帰属」の重要性
2 公表帳簿の確保による正しい事実認定の担保
3 税務調査における「暗黙の了解の事実認定」の功罪

第6章 事実認定各論
1 事実認定のための証拠の発掘と捉え方
2 事実認定における質問調査の重要性
3 正確な事実認定は物読みに始まり物読みに終わる
4 証拠の整理整頓と手間を惜しまない有効な調査
5 調査の正確性の確保
6 海外における現地調査・外国金融機関取引調査

第7章 査察調査を知ってできる調査官・税理士になる
1 自分の立っている位置を正確に知りましょう
2 査察調査が扱う「脱税」「調査方法」とは
3 査察調査の根拠法令は国税犯則取締法

著者紹介

髙松謙悟(たかまつ・けんご)
税理士・ほがらか信託株式会社監査役・信託法学会員
昭和25年9月生まれ
日本大学大学院法学研究科私法学専攻修了(法学修士)
東京国税局採用(法人税調査・査察調査に従事)
日本銀行預金保険機構特別業務部上席調査役(隠匿財産調査に従事)
東京国税局特別国税査察官
大阪国税局統括国税査察官
東京国税局統括国税査察官
高松国税局観音寺税務署長
東京国税局荏原税務署長
平成23年8月税理士登録