概要
何が重要なのか、利用できるものは何か、何を省略できるのか、中小中堅企業がIFRSを導入するための実務ポイントを、実録を基に端的に解説。
目次
第1編 IFRSを巡る内外の動向と今後の展望
第1章 IFRSの意義と国際的展開
第2章 日本におけるIFRS導入の経緯
第3章 IFRSと日本基準との関係
第4章 日本及び海外企業によるIFRS導入の実態
第5章 今後のIFRSのあり方と将来の展望
第2編 IFRS導入の実録
第3編 IFRS導入してはじめてわかった実務上のポイント
第1章 IFRS導入手続のポイント
第2章 導入に際し、具体的な会計処理における主な検討ポイント
第3章 実感、上手に導入するための本音のポイント
著者紹介
柳澤義一(やなぎさわ ぎいち)
新創監査法人 統括代表社員・公認会計士・税理士
<略歴>
昭和31年生まれ、東京都出身
昭和54年 慶應義塾大学経済学部卒
昭和60年 公認会計士及び税理士登録、柳澤公認会計士事務所開業
平成12年 新創監査法人を設立
現在、新創監査法人統括代表社員、日本公認会計士協会東京会会長並びに本部副会長、日本内部統制研究学会理事など要職を歴任
著書:「会社の数字を読み解くルール」(明日香出版社)、他著書多数
相川高志(あいかわ たかし)
新創監査法人代表社員・公認会計士
<略歴>
昭和45年生まれ、東京都出身
平成5年 慶應義塾大学経済学部卒
平成9年 公認会計士第二次試験合格
平成13年 新創監査法人入所
平成15年 公認会計士登録
現在、新創監査法人代表社員、日本公認会計士協会IFRS特別委員会委員
加藤厚(かとう あつし)
公認会計士
<略歴>
昭和18年生まれ、東京都出身
昭和43年 中央大学商学部卒業
昭和42年 税理士試験合格
昭和43年 税理士事務所開業
昭和50年 公認会計士試験合格
昭和46年10月~平成19年2月 監査法人のパートナー及び代表社員等(クーパース&ライブランド、中央青山監査法人、あらた監査法人、等)
平成19年2月~平成20年12月 コントロール・ソリューションズ・インターナショナル(株)代表取締役社長
企業会計基準委員会(ASBJ)委員
平成13年7月~平成19年3月 非常勤委員
平成21年4月~平成24年3月 常勤委員/副委員長
現在:国際会計士倫理基準審議会(IESBA)ボードメンバー
過去:日本公認会計士協会常務理事、企業会計審議会臨時委員及び幹事、国際会計基準委員会(IASC)金融商品起草委員会委員、日本監査研究学会理事、等を歴任
著書:「新会計基準の完全解説-IOSCOの影響と更なる制度改革の報告」(中央経済社)、他多数
弥永真生(やなが まさお)
筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授
<略歴>
昭和36年生まれ 東京都出身
昭和57年 公認会計士第二次試験合格
昭和59年 明治大学政治経済学部卒業
昭和61年 東京大学法学部第1類(私法コース)卒業
昭和61年 東京大学法学部助手
その後、筑波大学社会科学系講師及び助教授を経て現職(平成27年4月よりビジネスサイエンス系長)
著書:近著としては、「会計基準と法」(中央経済社、2013)、「会計監査人論」(同文舘、2015)などがある。他著書多数