概要
法人税法上、その規定が明確にされていない「仮装経理」について、税法の適用を考える際の解釈や仮装経理が認識された場合の税務当局の対応等に触れ解説。
目次
第1章 法人税法における仮装経理規定の概要
第2章 仮装経理の重要項目
第3章 連結納税に係る仮装経理の処理
第4章 合併に係る仮装経理の処理
第5章 仮装経理に関連した税務上の問題点
第6章 地方法人税の仮装経理規定
第7章 地方税の仮装経理規定
第8章 仮装経理処理事例
第9章 粉飾決算の法律責任
第10章 仮装経理の手法と財務分析
第11章 粉飾決算の実例とその手法
第12章 最近の粉飾決算事例
第13章 参考判決
著者紹介
鈴木清孝(すずききよたか)
税理士・一級ファイナンシャル・プランニング技能士
福島県いわき市出身、中央大学商学部会計学科・明治大学政治経済学部経済学科卒、仙台国税局採用後、主に東京国税局調査部で勤務、審理事務を担当(調査審理課調査官・同係長・同主査)、その後東京国税不服審判所横浜支所・第四部(国際課税担当)副審判官、大阪国税局調査部統括国税調査官、東京国税局調査部統括国税調査官、太田税務署長で退官
〔主な著書〕
「申告書からみた 法人税実務処理ハンドブック(平成12年度版)」(分担執筆]中央経済社
「項目別 法人税実務対応Q&A」(分担執筆)財経詳報社
「オーナーの税金事典」(分担執筆)ぎょうせい