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ハンズオン・ラーニングのしるべ

ハンズオン・ラーニングのしるべ 関西学院大学研究叢書 第269編

  • 木本浩一 著
発行
2025年04月07日
判型
A5判/184頁
ISBN
978-4-433-41165-7
定価
2,420(本体:2,200円)

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概要

「触れる」をキーワードに、「考える」ことそのものを鍛えるためのプログラム“ハンズオン・ラーニング”について、その考え方や留意点、実際の授業の進め方などをわかりやすく解説。

目次

第1章 はじめに

    ─ ようこそ、ハンズオン・ラーニングの世界へ

第2章 ハンズオン・ラーニングとは何か

    ─ 基本的な考え方

 1 ハンズオン・ラーニングはアクティブ・ラーニングなのか

 2 「考えるべきこと」と「考えること」

 3 興味と関心

 4 私の事例

 5 「ため」連関

 6 〈教える-教わる〉の呪縛

 7 「触れる」学び ─ ハンズオン・ラーニングとは?

 8 なぜ、「しるべ」なのか

 9 社会をなして生きつつある存在

 10 よい社会

 11 学びのある社会

 12 学び合いのプログラム

 13 高等教育のオペレーティングシステム(OS)としての

   ハンズオン・ラーニング・プログラム

 14 テクストとコンテクスト

 15 仕掛け人としての教員

第3章 アプローチ ─ 方法論的な留意点

 1 入れ子上の仕組み

 2 授業を位置づけ、関連づける

 3 知的基礎体力

 4 理解と探究

 5 科目群と授業の構成

 6 キャンパス外のプログラム ─ テーマ設定

第4章 授業 ─ メソドロジー

 1 セッティングと導入

 2 2つのワークと3つのセッション

 3 第1セッション ─ 2つのサブセッション

 4 インストラクション ─ 第1セッション

 5 第2セッション ─ 理解から解釈へ

 6 第3セッション ─ 共に考える(第10~13回)

 7 最終回(第14回)

 8 応用

第5章 コメンタリー

 1 ケースとしての方法

 2 運営体制 ─ 多段かつ多彩なレイヤー

 3 さまざまなケース ─ 誰にとって何が困るのか

第6章 おわりに ─ 学びのある社会を目指して