清文社のオンラインストア

《相続税・贈与税》貸付金債権の評価実務

《相続税・贈与税》貸付金債権の評価実務

  • 税理士 笹岡宏保 著
発行
2024年11月07日
判型
B5判/884頁
ISBN
978-4-433-72324-8
定価
8,250(本体:7,500円)

買い物かごに入れる

概要

実務上の判断が難しい貸付金債権に焦点を当て、51の事例を掲げて各種論点を整理し、評価上の留意点を徹底的に解説。悩ましい評価の必要性の可否、適正な評価額の算定等について、各種論点ごとに裁判例・裁決例を基に詳細解説。

目次

第1章 評価通達に定める貸付金債権等の評価

 1 評価の原則

 2 評価の特例

 3 評価の特例適用時の判断基準

   (『その回収が不可能又は著しく困難であると見込まれるとき』に係る法令解釈等)

第2章 貸付金債権等の評価をめぐる諸事例

 1 貸付金債権等の認定(存在の有無、元本の範囲)

 2 貸付金債権等の回収不能の判断〈形式基準〉

   (『次に掲げる金額に該当するとき』の意義)

 3 貸付金債権等の回収不能の判断〈実質基準〉

   (『その回収が不可能又は著しく困難であると見込まれるとき』の意義)

 4 貸付金債権等の回収不能額の計算

   (部分評価(一部評価不要)を行うことの可否)

 5 貸付金債権等の放棄とみなし贈与課税

 6 貸付金債権等の評価もれと重加算税の賦課決定処分

 7 貸付金債権等の評価と手続関係

 8 その他諸項目

附録 法令通達等

 相続税法

 財産評価基本通達

著者紹介

(著者経歴)
昭和37年12月 兵庫県神戸市生まれ
昭和56年4月 関西大学経済学部入学
昭和58年9月 大原簿記専門学校非常勤講師就任
昭和59年12月 税理士試験合格
昭和60年3月 関西大学経済学部卒業
       その後会計事務所に勤務(主に相続・譲渡等の資産税部門の業務を担当)
平成3年2月 笹岡会計事務所設立 その後現在に至る。

 

(著  書)
『具体事例による財産評価の実務』(清文社)
『これだけはおさえておきたい 相続税の実務Q&A』(清文社)
『詳解 小規模宅地等の課税特例の実務』(清文社)
『難解事例から探る財産評価のキーポイント』(ぎょうせい)

『ケーススタディ 相続税財産評価の税務判断』(清文社)