概要
消費税に関する会計処理及び法人税における処理・法人税申告書における申告調整について、実用性の高いQ&Aを掲載しわかりやすく解説。また、免税事業者からの仕入れに係る会計処理や税額計算、経過措置についても解説。
目次
第1章 消費税の基本的仕組み
1 消費税の性格と基本的な流れ
2 課税事業者と免税事業者の区分の仕組み
3 複数税率とインボイス制度
第2章 消費税の会計処理
1 課税・免税の5つのパターン
2 各パターン共通事項
3 パターン別の会計処理
第3章 消費税の法人税における取扱いと申告調整
1 法人税と消費税の関係
2 各パターン共通事項
3 パターン別の税務処理と申告調整
第4章 ケース・スタディQ&A
第5章 設例に基づく会計処理と消費税・法人税申告書への記載
著者紹介
鶴田泰三(つるた・たいぞう)
公認会計士・税理士
昭和38年東京都生まれ、昭和63年早稲田大学商学部卒業
同年公認会計士2次試験合格後、太田昭和監査法人(現、EY新日本有限責任監査法人)入所
大手製造業及びその子会社、公益法人の監査業務、株式公開支援業務に主に従事
平成4年公認会計士登録、平成7年公認会計士・税理士鶴田雄一事務所入所、税理士登録
日本公認会計士協会東京会税務委員会委員長、公認会計士補習所修了考査出題委員(税実務担当)、日本公認会計士協会租税調査会研修サポート専門部会長、税理士試験委員(平成30年~令和3年)などを歴任
現在、鶴田公認会計士・税理士事務所代表、公認会計士試験委員(租税法担当、令和4年~)東京税理士会会員相談室相談委員、日本税務会計学会会計部門委員、日本公認会計士協会租税調査会租税政策検討専門部会委員
上場会社及び上場会社子会社、中堅中小企業、各種非営利法人の会計・税務業務に主に従事
【主な著書】
『実務で気になる法律会計制度&税務事例』(共著)清文社
『事例でわかる「貸倒損失」処理の実務』(共著)日本実業出版社
『連結納税入門』(共著)東洋経済新報社
『図表でわかる会社法と会計・税務の接点』(共著)税務研究会出版局