概要
不動産業界を取り巻く環境の変化と、そこで求められる不動産のプロとしての在り方を指南。情報収集から事前調査・交渉・契約・アフターフォローに至るまで、不動産取引の現場で欠かせない知識と取り組み方を実践解説。
目次
第一部 基礎編
1 ビジネスパーソンに必要な6つの視点
2 不動産プロフェッショナルの要件
3 不動産プロフェッショナル・サービスの基本プロセス
4 成長に必要な要因
5 不動産仲介サービスの分類と特徴
6 不動産仲介における価値共創のプロセス
第二部 実務編
第1章 不動産プロフェッショナル物語
第2章 価値共創プロセスの実践
Ⅰ 商品化プロセス
Ⅱ 案件作成プロセス
Ⅲ 契約成就プロセス
第3章 投資用不動産の仲介・コンサルティング
第三部 イノベーション編
1 情報通信技術(ICT)、人工知能(AI)の進化の影響
2 不動産仲介サービスの新しい展開
おわりに ~プロフェッショナルとしてのキャリアを歩む~
著者紹介
村木 信爾(むらき しんじ)
不動産鑑定士、不動産カウンセラー、不動産コンサルティングマスター、FRICS(英国王立チャータード・サーベイヤーズ協会)、米国ワシントン大学MBA
1981年 京都大学法学部卒。同年住友信託銀行(現三井住友信託銀行)入社後、不動産鑑定、仲介、管理、海外不動産等、各種不動産業務に携わる。
現在、大和不動産鑑定㈱ シニアアドバイザー、明治大学ビジネススクール兼任講師(元特任教授)、村木プロパティサービスイノベーションラボ(PROSIL)代表、㈱ 門倉組顧問。
国土審議会土地政策分科会不動産鑑定部会専門委員、不動産鑑定士試験論文式試験委員、国土交通省、東京都等、国や地方自治体の委員を歴任。
2021年3月、国土交通省「不動産鑑定評価におけるESG配慮に係る評価に関する検討業務」報告書を座長として取りまとめた。
著作:『借地権割合と底地割合─権利割合の本質と実務への応用』(共著)判例タイムズ社、『CRE(企業不動産)戦略 実践のために─ガイドラインと手引き─』(共著)住宅新報社、『ホテル商業施設物流施設の鑑定評価』(編・共著)住宅新報社、『ヘルスケア施設の事業・財務・不動産評価』(共編著)同文館出版、『ファミリービジネス MBA講座』(共著)同文館出版、など多数。