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はじめての国際相続

はじめての国際相続 その着手と税務

  • 税理士法人ゆいアドバイザーズ 中山史子 著
発行
2022年01月21日
判型
A5判/272頁
ISBN
978-4-433-72921-9
定価
3,300(本体:3,000円)

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概要

被相続人・相続人・相続財産のパターン別に必要な手続と相続税・所得税実務を効率的にピンポイントで解説。

目次

プロローグ 国際相続の基礎知識 ~本書のご利用にあたって~

 Ⅰ 国際相続とは

 Ⅱ 国際相続の取組み方~専門家の連携プレー

 Ⅲ 日本の相続税の課税範囲

 Ⅳ 相続に関する日本の税務のスケジュール

 Ⅴ よくある国際相続のパターンと手続・税務

第1章 日本に所在する財産の相続手続

 Ⅰ 日本の準拠法

 Ⅱ 準拠法:反致する場合

 Ⅲ 日本に所在する財産の相続手続に「必要な書類」

 Ⅳ 国籍~重国籍になる場合および日本国籍を喪失する場合

第2章 日本の相続税

 Ⅰ 相続税の課税財産の範囲

 Ⅱ 相続税の課税範囲のパターン

 Ⅲ 国外財産の評価

 Ⅳ 国外財産に係る相続税の取扱い

 Ⅴ 外国税額控除

 Ⅵ 相続人・被相続人が海外居住者のとき

 Ⅶ 被相続人が外国人のとき

 Ⅷ 制限納税義務者

 Ⅸ 生前に贈与を受けていた場合

 Ⅹ 外国の公益法人への遺贈・寄附

第3章 外国財産の相続手続

 Ⅰ 国による「相続」の違い

 Ⅱ 「包括承継主義」と「管理清算主義・プロべート」

 Ⅲ 遺言の自由と遺留分

 Ⅳ 準拠法「相続統一主義」と「相続分割主義」

第4章 外国の相続税

 Ⅰ 外国の相続税

 Ⅱ 相続税のある国・ない国

 Ⅲ アメリカの相続税(連邦税)

 Ⅳ フランスの相続税

第5章 国外転出(相続)時課税

 Ⅰ 国外転出時課税の制度

 Ⅱ 国外転出(相続)時課税の「準確定申告」

 Ⅲ 対象者および対象資産

 Ⅳ 国外転出時課税の非上場株式の価額

 Ⅴ 国外転出(相続)時課税の計算「上場株式等に含み損がある場合」

 Ⅵ 帰国等をした場合の課税の取消し

 Ⅶ 国外転出(相続)時課税の納税猶予

 Ⅷ 納税猶予の担保の提供

 Ⅸ 納税猶予を受けていることが条件とされている減額措置等

 Ⅹ 実際に譲渡した場合の取得費の調整

 Ⅺ 個人住民税における国外転出時課税

 Ⅻ 国外転出(相続)時課税に係る所得税の債務控除

 ⅩⅢ 外国人の国外転出(相続)時課税

第6章 国際相続に伴う日本の所得税

 Ⅰ 国外財産に係る所得税

 Ⅱ 非永住者に対する所得税

 Ⅲ 非居住者に対する所得税

著者紹介

中山史子 (なかやま ふみこ)

税理士

税理士法人ゆいアドバイザーズ社員税理士

 

埼玉県出身。明治大学商学部 卒業

平成12年 税理士試験合格。会計事務所勤務を経て、

平成14年 税理士法人タクトコンサルティング入社

令和4年 税理士法人ゆいアドバイザーズ入社

 

[主な著作等]

・「令和時代の必須スキル国際相続の基礎知識」(税理士新聞 令和元年~全20回連載(エヌピー通信社))

・「Q&A海外に住む相続人がいる場合の相続税のポイント」(共著、日本法令2018年)

・「Q&A国際相続の実務と国外転出時課税」(共著、日本法令2019年)

・「事業承継 実務全書」(共著(「第5章 組織再編成」担当)、日本法令2018年)