概要
この一冊で遺言書が作れる!
・ケース別の遺言書の作り方から保管制度の利用方法までを詳しく解説。
・相続の基礎知識や財産調査の方法など、事前に必要な知識もしっかりカバー
遺言書の内容を整理できる書き込み式のノートつき!
目次
序 章 遺言書を作る前に確認すること
1 どんなときに遺言書を作るの?
2 遺言書でなにができるの?
3 「遺産分割協議」ってなに?
4 相続人は誰になるの?
第1章 自筆証書遺言の基本
1 遺言書の作成方式は3種類
2 自筆証書遺言のメリット・デメリット
3 公正証書遺言のメリット・デメリット
4 どちらの作成方式がおすすめ?
5 自筆証書遺言に関する制度の変化
第2章 自筆証書遺言作成の準備
1 自筆証書遺言作成の流れ
2 財産承継について考えよう
3 財産調査の考え方
4 資産を調査しよう
5 負債を調査しよう
6 不動産を調査しよう
7 財産目録を作成しよう
コラム「配偶者居住権」ってなに?
コラム「連帯保証」に気を付けよう
第3章 自筆証書遺言の作成
1 遺言書作成時に注意するポイント
2 文例1 自宅を妻に相続させ、預貯金を子供に相続させるケース
3 文例2 パソコンで作成した財産目録を利用するケース
4 文例3 婚姻関係のないパートナーに遺産を渡すケース
5 文例4 遺産を自分が希望する団体に寄付するケース
6 文例5 子の認知を行うケース
7 分例6 相続人を廃除するケース
第4章 遺言書保管制度の基本
1 遺言書保管制度の基礎知識
2 保管される遺言書の様式
3 保管申請書を作成する
4 添付書類を準備する
5 保管申請の予約をする
6 法務局で保管の申請をする
7 保管証を受け取る
第5章 遺言書保管後にできること
1 遺言者本人による遺言書の閲覧
2 遺言書の保管申請の撤回
3 遺言者による住所などの変更の届出
4 遺言書保管事実証明書の交付
5 遺言書情報証明書の交付
6 相続人などによる遺言書の閲覧
7 相続人などに対する通知
コラム 遺言書保管制度の手数料と保管期間
用語集
著者紹介
北詰健太郎(きたづめ・けんたろう) 司法書士
「リーガルコミュニケーションデザイン(法務サービスのデザイン)」のイニシャルを掲げるLCDアライアンスの中核である司法書士法人F&Partnersにて、相続、事業承継に関する業務を中心に行っている。
自身も中小企業経営者の家庭に育ち、中小企業を取り巻く様々な問題に接してきたことから、「自分が顧客なら、専門家にどう関わってほしいか?」という視点を持ち、積極的に関わる姿勢を大切にしている。主な著書「実践 一般社団法人・信託活用ハンドブック」(清文社・共著)ほか多数。教職として同志社大学非常勤講師を務める。
中道康純(なかみち・やすずみ)司法書士
国内有数の司法書士在籍数を誇る司法書士法人F&Partnersにて、相続・遺言・家族信託等の業務に従事している。またセミナー等の企画・運営についても積極的に携わっている。
保育士資格を有しており、保育士としての業務から法律を学びたいと思い、一念発起して司法書士試験に合格。異色の経歴を活かし、お客様に寄り添って期待を上回れるようなサービスを提供することを信条としている。