概要
わが国税制度のあるべき姿を<法学><財政学><会計学>の各視点からアプローチする本格的学際研究誌。
目次
・法学からのアプローチ
地方税条例の地理的適用範囲 浦東久男
信託課税における受益者課税・委託者課税の再検討
-信託所得課税の比較法的考察 占部裕典
移転価格税制と経済分析 川端康之
過少申告加算税を免除する「正当な理由」に関する一考察
-IMPACTを手がかりとして 佐藤英明
国際的租税回避の分野における課税権の限界
-ドイツのタックス・ヘイブン対策税制と
租税条約との競合問題を素材にして 谷口勢津夫
・財政学からのアプローチ
相続税の経済分析 井堀利宏
企業課税論序説 戸谷裕之
税制改革と所得再分配 林 宜嗣
・会計学からのアプローチ
「企業会計原則」と税務会計 瓦田太賀四