賃料【家賃】評価の実際
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- 田原拓治 著
- 発行
- 2001年11月15日
- 判型
- A5判464頁
- ISBN
- 978-4-433-26921-0
- 定価
- 4,400円(本体:4,000円)
在庫なし
概要
賃料【家賃】評価の具体的手法を最新かつ多数のデータに基づき実証的に詳解。
■継続賃料等の算定基礎となる土地・建物の価格評価よりはじまり、本編の「賃料【家賃】評価の実際」では、新規・継続・収益賃料の項目ごとに詳細解説。
目次
(1)土地価格
1.土地価格を求める手法
2.取引事例比較法
3.取引事例比較法の種類
4. 事例の選択
5. 事情補正
6. 時点修正
7. 戸建売物件からの地価変動率の求め方
8. 個別的要因と標準化
9. 地積と土地価格の関係
10.住宅地地域要因
11.地域要因の比較
12.地価は駅距離に比例する
13.街路条件
14.行政的条件
15.環境条件
16.地域要因格差率の範囲
17.土地価格の決定
18.土地価格の妥当性
(2)建物価格
1.再調達原価とは
2.再調達原価と標準性
3.再調達原価の求め方の種類
4.直接法の求め方
5.建物統計データからの分析
6.標準建物評価資料モデルからの分析
7.建物面積と価格
8.地階と工事費の増加
9.減価修正
10.建物価格の決定
(3)新規賃料
1.賃料の種類
2.家賃の新規賃料
3.積算賃料
4.比準賃料
5.新規賃料の決定
6.マンションの駅勢圏平均賃料
(4)継続賃料
1.継続賃料とは
2.差額配分法
3.スライド法
4.利回り法
5.賃貸事例比較法
6.評価額の調整と決定
(5)収益賃料
1.収益分析法の賃料は新規賃料か
2.企業収益による賃料
3.店舗の売上高と家賃
4.工場の製品売上高と家賃割合
5.居住者の収入の家賃負担率
著者紹介
田原拓治(たはら たくじ)
岐阜県生
金沢大学法学科卒業
不動産鑑定士
田原都市鑑定株式会社 代表取締役
東京地方裁判所鑑定委員
〈著書〉
『民事再生法と資産評価』(共著)清文社,2001年
『システム賃料-適正な市場賃料の求め方』(共著)清文社,2000年
『不良債権処理のためのデューディリジェンス』(共著)清文社,1998年
『潮への回帰』新風社,1996年