概要
高度成長期から成熟経済へとわが国の経済状況の移行につれ、現在の政策税制が抱える問題点を実証的な調査を踏まえ論証し、あるべき「政策税制のあり方」を提言する。
目次
第1章 序論
第1節 時代認識
第2節 「問題意識」とその「検証フレーム」
第2章 産業政策における租税優遇措置
第1節 研究分野の概観
第2節 実証研究
第3節 考察
第3章 産業再生政策における税制
第1節 研究分野の概観
第2節 歴史的研究-産業再生政策-
第3節 考察
第4章 フリンジ・ベネフィット課税と企業行動
第1節 研究分野の概観
第2節 実証研究
第3節 考察
第5章 「成熟市場型」政策としての税制
第1節 3つの問題意識からの概括
第2節 結論の呈示
第3節 むすび