東海地震 いつ来る なぜ来る どう備える
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土 隆一 編著
榛村純一 編著
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土 隆一 編著
- 発行
- 2002年07月21日
- 判型
- A5判316頁
- ISBN
- 978-4-433-27272-2
- 定価
- 1,980円(本体:1,800円)
在庫なし
概要
切迫する巨大地震とそのメカニズム、
事前の予防対策と事後の救急・救援対策等、官学・各分野の第一人者が集い指示・公開する。
目次
第1章 東海地震の切迫性とそのメカニズム
第2章 座談会 東海地震の実態と予知の可能性
第3章 第3次地震被害想定と今後の対策
第4章 東海地震と静岡県に予想される災害
第5章 座談会 耐震化対策と効果、地盤と揺れ方
第6章 阪神・淡路大震災の経験から、今、何をすべきか
第7章 対談 震災を実体験した災害対策担当者の証言
第8章 東海地震に向けての住宅の耐震化
第9章 対談 住宅の耐震性-自分でできる地震対策
第10章 効果的な地震対策
第11章 これでよいのか、私たちの東海地震対策
第12章 座談会 防災訓練のマンネリ化を防ぐには
著者紹介
土隆一(つち・りゅういち)
昭和4年東京都生まれ。
昭和26年東京大学理学部地質学科卒業、理学博士。
昭和26年静岡大学助手、同39年同大助教授、同45年同大教授、平成4年退官。
静岡大学名誉教授、国際地質学連合太平洋新第三紀層序委員会委員長、IGCP国内委員会委員長。
溝上恵(みぞうえ・めぐみ)
昭和11年新潟県生まれ。
昭和40年東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻博士課程修了、理学博士。
昭和40年東京大学地震研究所勤務、同大助教授を経て同大地震研究所付属地震地殻変動観測センター教授、平成9年退官。
東京大学名誉教授、地震防災対策強化地域判定会会長。
岡田恒男(おかだ・つねお)
昭和11年岡山県生まれ。
昭和36年東京大学大学院数物系研究科建築学専攻修士課程修了、工学博士。
東京大学生産技術研究所教授、所長を経て、芝浦工業大学工学部教授、東京大学名誉教授。
平成11~13年日本建築学会会長。
廣井脩(ひろい・おさむ)
昭和21年群馬県生まれ。
昭和50年東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。
同年東京大学新聞研究所助手、昭和55年同助教授、平成4年同大社会情報研究所教授、平成11年同所長。
日本災害情報学会会長。
井野盛夫(いの・もりお)
昭和12年静岡県生まれ。
昭和36年東京教育大学理学部地学科卒業、同年静岡県採用。
理学博士、技術士。
昭和63年地震対策課長、平成2年防災局技監、同5年防災局長、同8年財静岡県防災情報研究所長、同12年富士常葉大学環境防災学部長。
伊川一男(いがわ・かずお)
昭和37年神戸市採用、同経済局主幹、教育委員会事務局主幹、総務局庶務課長を経て、平成8年市民局参事(防災担当)、市民安全推進室長を経て、同13年市民局参与、同14年市立中央図書館長。
小澤邦雄(おざわ・くにお)
昭和19年静岡県生まれ。
昭和43年静岡大学文理学部卒業、同45年静岡県採用。
平成5年地震対策課主幹、同7年地震対策課課長補佐、同10年防災局観測調査室長、同13年防災情報室長。
榛村純一(しんむら・じゅんいち)
昭和9年静岡県生まれ。
昭和35年早稲田大学卒業。
昭和36年家業の林業経営に従事。
静岡県森林組合連合会専務理事(現会長)、静岡県監査委員等を経て、昭和52年掛川市長(現在7期)。
森とむらの会理事長、全国地域づくり推進協議会会長、全国生涯学習市町村協議会会長。