国際税制研究№9
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- 国際税制研究センター
- 発行
- 2002年10月21日
- 判型
- B5判232頁/B5判232頁
- ISBN
- 978-4-433-27652-2
- 定価
- 1,980円(本体:1,800円)
在庫なし
概要
税制・税務をグローバルな視点で捉え、その世界的潮流とAPEC諸国や日本における問題点を考察・分析するとともに、豊富な実務情報の収録を図って、研究者・実務界を広く視野に収めた情報誌。
目次
〔巻頭Forum〕
日本における税制改革のあり方・進め方─活力ある社会をどうつくるか─
本間正明(大阪大学大学院経済学研究科教授・経済財政諮問会議議員・政府税制調査会委員)
島田晴雄(慶應義塾大学経済学部教授・内閣府特命顧問)
田近栄治(一橋大学大学院経済学研究科教授)
森信茂樹(政策研究大学院大学客員教授)
〔Forum〕
通貨統合後ヨーロッパの経済と税制
大山陽久(日本銀行パリ事務所長)
片川喜代治(株式会社トーメン欧州総支配人)
鈴木正司(KPMG監査法人、パートナー)
錫村寛海(Toyota Motor Europe,Vice President)
栗原 毅(在仏日本国大使館財務参事官)
本間正明(大阪大学大学院経済学研究科教授)
前川聡子(大阪経済大学経済学部専任講師)
〔Reports〕
ユーロ流通後の欧州経済―デンマークを訪れて(知原信良)
対仏投資誘致活動の現状─対仏投資庁訪問記(前川聡子)
〔Articles〕
税制改革の基本方針について(大田弘子)
「あるべき税制の構築に向けた基本方針」について(清水 治)
「金融税制の一元化」と今後の課題(森信茂樹)
地方税制の国際比較(近藤賢治)
年金課税適正化の方向について(林 宏昭)
IT社会における税制の課題(知原信良)
米国における事業買収(浅井愁星)
デフレと中国問題(岩田一政)
〔Book Review〕
『MBA税務工学入門』マイロン・ショールズ他著(【評者】知原信良)
『コーポレート・ファイナンス』(上・下)リチャード・ブリーリー/スチュワート・マイヤーズ著(【評者】森信茂樹)
〔税制最前線―税の現場から―〕
第2回 外資系企業を舞台に活躍〔水野久美子氏〕(跡田直澄・前川聡子 )
〔News Line〕
EU諸国の経済((財)国際金融情報センター)
EU諸国の法人税制(朝日監査法人)
APEC諸国の経済(UFJ総合研究所調査部)
〔Q&A〕
中国子会社に中古機械を移転する場合の課税関係(前田正宏)