概要
■企業の姿について共通の認識を築くために「時価」はどう考えるべきなのか。
■<金融商品会計><退職給付会計><減損会計><企業結合会計>など、会計基準が変化していくなかで、時価のポイントにするどく迫った実務家必携の1冊。
目次
第1部 企業会計基準に見る評価規定
第1章 企業会計における評価
第2章 従来の資産評価の体系
第3章 会計基準の評価規定
第4章 投下資本の回収計算としての企業会計
第2部 時価算定の実務
第1章 金融商品
第2章 有価証券
第3章 棚卸資産
第4章 土地
第5章 外貨建取引
第6章 退職給付
著者紹介
阿部光成(あべみつまさ)
中央大学商学部卒業
1989年、サンワ・等松青木監査法人
(現監査法人トーマツ)入所
1999年から2001年まで財団法人企業財務制度研究会(COFRI)へ出向
現在、日本公認会計士協会
IASB専門委員会委員、法規委員会委員
主な著書として
『商法改正における会計実務』(清文社)、『わが国会計基準と国際会計基準
および米国会計基準との比較調査』
『概念フレームワークに関する調査』
(いずれも共著、(財)企業財務制度研究会)などがある。
安藤佳道(あんどうよしみち)
一橋大学経済学部卒業
1993年、監査法人トーマツ入所
著書として『コンテンツビジネスマネジメント』(共著、日本経済新聞社)がある。
山岡信一郎(やまおかしんいちろう)
慶應義塾大学経済学部卒業
1994年、監査法人トーマツ入所