概要
『会社法』創設によりすべての会社に任意に設置することが可能となる「会計参与」について、その制度を図表やQ&Aを交えてわかりやすく解説。
各制度別に改正前と改正後を対比させた新旧対照表を掲載。
目次
第1章 商法改正の沿革
昭和25年から昭和49年の商法改正
昭和56年の商法改正
平成における商法改正
第2章 会社法創設の視点
会社法創設において注目すべき4つの視点
第3章 会社法創設の主旨
会社法条文目次
改正事項の各項目ごとに「改正前」と「新会社法」の対比に
よる新旧対照表
第4章 「会社法」について
会社法の要点解説
第5章 税理士の業務の関連改正
一 株式会社の機関設計
二 株主・株主総会
三 取締役・取締役会
四 監査役
五 会計参与
六 会計監査法人
七 委員会及び執行役
第6章 会計参与制度
会計参与制度の解説
会計参与制度の導入意義等
会計参与の責任
会計参与制度の今後の課題
第7章 その他計算方法などの改正
剰余金の分配に関する改正や「合同会社」の創設などについて
第8章 会計参与Q&A
著者紹介
宮口定雄(みやぐち・さだお)
昭和16年 大阪府生まれ
昭和44年 税理士登録
昭和49年 宮口定雄税理士事務所開設
日本税理士会連合会専務理事
近畿税理士会副会長
関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科アカウンティングスクール・教授
関西大学経済学部経済学研究科・専任教授
財務省財政制度等審議会公企業会計基本小委員会委員
中小企業会計の指針検討専門委員会委員
<著書>「法人税申告書の作り方」(監修)
「税務ハンドブック」
「消費税ハンドブック」(監修)
「中小会社の会計基準と税務」(共著)など