水害は人災だ -森は死んでいる-
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- 森林評価士・不動産鑑定士 小倉康彦 著
- 発行
- 2005年12月13日
- 判型
- A5判168頁
- ISBN
- 978-4-433-27775-8
- 定価
- 1,650円(本体:1,500円)
在庫なし
概要
■緊急水害対策は死者ゼロが最大の目標。避難勧告の適切・迅速な伝達が必須。
■森林の特性と気象条件のデータに基づいた避難勧告マニュアルの作成が緊急課題!
目次
・序にかえて
・洪水は天災 水害は人災
・森の雑考
・半世紀前の北海道の田舎アラカルト
著者紹介
☆著者略歴
小倉康彦(おぐら やすひこ)
昭和3年三重県生まれ
昭和28年 三重大学農学部林学科卒業
昭和28年 国家公務員第一種試験合格(当時の名称は6級職試験)
昭和29年 林野庁採用
昭和40年 倉吉営林署長・鳥取県森林審議会委員
昭和42年 大阪営林局経営計画担当監査官
昭和44年 林野庁計画課森林計画官
昭和44年 林野庁計画課国有林担当課長補佐
昭和47年 不動産鑑定士第三次試験合格
昭和49年 林野庁退職、同時に近畿中部不動産鑑定事務所を創設
昭和57年 (株)近畿中部総合鑑定所に組織替え、代表取締役
☆著書
「山の見方・買い方」 (株)清文社 昭56~61年第3刷発行
「林地・立木の評価」 同上 平9~11年第5刷発行
「平成版 林地・立木価格の読み方」 近刊予定
☆講師略歴
不動産鑑定士実務補習(林地・立木)
林野庁中堅幹部研修
大阪国税局資産税担当者研修
三重県、徳島県、静岡県林業会議所等の講演・研修
☆最近(平成15・16年度)の講師
国税庁税務大学校(平成17年は9月)
森林評価士
☆本書に係る講演
平成13年12月「今後の我が国森林・林業のあり方」(於東京・後楽園:林友会館)
平成16年6月「我が国の森を創るためのビジョン」(於東京プレスセンター・記者クラブ)
平成16年10月「台風被害での死者ゼロ運動」(於三重県庁)
平成16年10月「水害は人災」(於大阪御堂筋ロータリークラブ)
平成17年9月「水害は人災。林業市場経済理論」(於三重大学林学科同窓会)
☆資格
森林評価士・不動産鑑定士・測量士・元土地家屋調査士(廃業)
※森林評価士とは
(財)日本森林技術協会が認定する旧「森林評価部門の林業技士」で、その職務内容は、林地の評価及び立木評価であり、林地・立木評価の我が国唯一の専門職業家です。
宅地価格や賃料決定の専門家、不動産鑑定士と共に価格に関する専門家です。いわば、不動産鑑定士は宅地等の専門家であり、森林評価士は森林(森林法でいう林地と立木)評価の専門家です。
職務内容を如実に表現した方が社会のニーズに相応しいとの要望で平成16年より「森林評価士」と称号が改正され、平成16年が森林評価士の第1回目の認定試験で、従前の森林評価部門の林業技士は申請により森林評価士として登録されています。筆者は森林評価士の講師等を勤めた関係等で申請免除され森林評価士登録番号第1号の名誉に浴しています。