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森林と報徳と温暖化と

森林と報徳と温暖化と

  • 榛村純一 著
発行
2007年03月31日
判型
A5判338頁
ISBN
978-4-433-38086-1
定価
2,640(本体:2,400円)

在庫僅少

概要

中国が注目している尊徳思想!
・温暖化の危機が心配されるいま、森林整備とスローライフで美しい地球を未来へ送る。
・格差に挑んだ尊徳は温暖化防止へ。

目次

序章 森林整備と報徳と温暖化防止は共通する
1. 尊徳の教えは地球温暖化防止に通ず
2. 高木文雄先生と森との出会い-追悼文集に寄せて

第1章 森林組合への想いと自己批判
1. ある林家・森林組合長の林業60年
2. 森林組合はなぜ強くなれなかったか

第2章 美しい森の景観を創るために
1. 日本人は森とまちを、どう創ってきたか
2. 大学卒の女性は山村や地方小都市に住み着くか-住めば地方小都市の村格・都市格が上がる
3. 木の文化という名の地方都市格の保存

第3章 【論考1】森林・林業・木の文化による都市再生
1. 木の文化によるまちづくりの意義と効果
2. 森林・林業の活性化策の試論
3. 森林都市づくり成功への提言

第4章 【論考2】森とむらと都市の連携の哲学
1. 新しい哲学を森とむらの連携から
2. 「と」の対立関係から「の」の愛情関係へ
3. 美しい森の恵みを守る小論の栞5枚

第5章 【論考3】食と農の文化を考えるキーワード
1. 新局面を迎える農業・農地・農村-一ダースの提案と実践
2. 農業・農地・農政・農協に一言

第6章 二宮尊徳の新解釈と中国の尊徳思想評価
1. 生涯学習まちづくりと八つのスローライフ
2. 歩行とスローライフと報徳の三文化融合
3. 格差(差別)に挑んだ二宮尊徳
4. 尊徳の偉かったところ-それは現代の問題を解決できるかの試論

第7章 わが道は実践あるのみの厳しさ-「父母・身體の根本をめぐる記」(「報徳」巻頭言)

第8章 寸感千字-スローライフの価値を考える

第9章 静岡新聞の「時評」-森林とお茶とふるさとを守る気概を

おわりに-本書の題名の由来