4STEPで理解する 同族会社・中小企業の キャッシュフロー戦略と財務経営のポイント
- 発行
- 2026年03月
- 判型
- B5判44頁(本文2色刷)
- 定価
- 484円(本体:440円)
概要
会社を健全に維持するための資金繰りの方法を、資金の増やし方や銀行との付き合い方、税金対策、経営計画のつくり方という4つのステップでわかりやすく解説。
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目次
STEP1 増やす ─売上を上げずに資金を増やす方法─
1 赤字を止血せよ
・赤字経営がもたらす致命的な影響
・自社の強みに集中する
・コスト削減よりも粗利(売上総利益)改善を重視せよ
・赤字を止血して未来への布石を打つ
2 粗利率よりも粗利額が大事
・粗利率に惑わされる社長たち
・粗利額が会社の血液になる
・数字に潜む “錯覚” に要注意
・粗利額を優先し、次に効率を高める
3 売上の方程式は、客数×客単価×リピート
・売上アップの本質は「方程式」にある
・社長が陥りやすい優先順位の誤解
・リピートが難しい業種とその対策
・売上の方程式を経営判断の軸に据える
4 総資産は小さく、利益は大きく
・最小の元手で、最大の利益を稼ぐ
・BSは時間とともに膨らんでいく
・「利益が出ているのに資金が苦しい」の正体
・「BSを小さく、PLを厚く」が黄金ルール
5 PLよりも、BSの方が大事
・多くの社長がPLしか見ない理由
・BSこそが会社の「健康診断書」
・PLは全員の力、BSは社長の力
・社長の最重要業務は「BS経営」
6 利益が出ていても資金繰りが苦しい理由
・黒字倒産という経営の現実
・「必要利益」を確保する
・資金を食いつぶす3つの要因
・資金繰りを救う「キャッシュフロー視点」
STEP2 引き出す ─同族会社の銀行との正しい付き合い方─
1 あらゆる取引で避けるべき「1」
・資金繰りを悪化させる “単独取引” の危険
・三行取引とは何か
・三行取引がもたらす効果
・資金調達の “見えない武器” を持つ
2 借入金の正しい活用方法を知れ
・借入金は会社の成長を左右する “諸刃の剣”
・成長スピードを加速する “攻めの借入”
・延命措置に過ぎない “時間稼ぎの借入”
・返済原資の答えは「税引後利益」にある
3 金利よりも返済期間の方が大事
・資金繰りを苦しめるのは「金利」ではなく「返済期間」
・返済期間の設計が資金繰りを左右する
・金利交渉よりも返済期間の見直しを
・資金繰りを守る “時間の借入”
4 不動産担保・連帯保証に依存するな
・不動産担保と連帯保証の意味
・担保が外れることのメリットとデメリット
・“無担保・無保証” を実現する財務体質
・担保・保証を外すための考え方
STEP3 守る ─なぜ多くの社長が間違った節税対策をするのか─
1 税務は過去目線、財務は未来目線
・税務と財務は似て非なるもの
・未来と過去で視点は正反対
・税務と財務は “混ぜるな! キケン”
・財務は社長の仕事
2 節税よりも「お金を残す」発想を持て
・“節税=得” という思い込みの危険
・「税引後キャッシュ」を最大化せよ
・税金は「信頼を得る投資」である
・「お金を残す経営」への転換
3 優先すべき3つの節税対策
・資金流出を伴わない「永久型節税対策」を最優先に
・過去の失敗の取り戻し
・課税構造の違いを活用
・政策的優遇の活用
4 オーナー社長は株式を100%持て
・議決権の仕組みと株式割合の意味
・株式が分散すると起こるリスク
・経営権を守るための株式管理
・100%保有を目指すための実務ポイント
5 会社を守る “相続と承継” の原則
・財産分与→納税資金→節税対策の順番
・いちばんのハードルは、財産分与
・遺留分をめぐるトラブルは避けて通れない
・相続税は現金一括払い
STEP4 回す ─理想の未来を逆算する経営計画のつくり方─
1 売上至上主義と財務至上主義
・売上至上主義を待ち受ける末路
・財務の原理原則が導く「正しいやり方」
・成果を左右する「正しい順番」
・正しいやり方と正しい順番の両輪が大事
2 攻めの経営を支える “財務の意思決定”
・決算書は経営の “健康診断書” である
・数字を理解する力・使う力・伝える力
・月次決算は “経営の現在地” を映す
・会計を “未来の意思決定” に進化させる
3 PL・BS・資金繰り表を使いこなす経営へ
・三表はそれぞれ違う動きをする
・攻める・守る・捨てる経営には部門別PLが必要
・お金の動きは資金繰り表で読む
・3つの数字を結びつけて経営判断する
4 決算書にまつわる3つの能力の違い
・「つくる」能力は正確な数字を早く出す力
・「読む」能力は数字の裏にある “現実” を見抜く力
・「使いこなす」能力は未来を設計するための数字活用
・3つの力をつなぐのは “社長の関心”
5 経営計画は “残す利益” から逆算して決定
・利益は “残したい額” から逆算して決める
・賞与は “残したい利益” から逆算して決める
・経営計画は “数字の連動” で考える
・経営計画を “現場に落とし込む” 仕組みをつくる

