職長・安全衛生責任者教育テキスト
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119 ・安全朝礼は原則として8:00に開始するが、夜勤等の変則的な就労形態の場合は、夜勤前の夕礼とするなど、現場就労の実態に即して開始時刻を決める。 ・安全朝礼には、その日現場で就労する全員が参加する。どうしても参加できない作業員には、別途朝礼の内容を伝える。 ・現場の全員が集合できる朝礼会場を確保する。朝礼会場には、作業所ルール、安全施工サイクル、有資格者一覧等を掲示する。 ・とくに都市部の現場では、近隣対策として騒音の苦情の対象とならないように配慮する。 ・職長・安責者は予定されていた作業員が出勤したかを確認する。 ・建設キャリアアップシステム(CCUS)を導入している現場では、入場時にカードリーダーによるカード読み込みをおこなったかを確認する。 ・作業員の健康状態を確認する。 ・平均台等の設備があれば活用する。 ・職長・安責者を先頭に会社ごとに作業員が1列に並ぶ。 ・会社ごとに立札があればよい。 ・原則としてラジオ体操第一を実施するが、体幹体操、腰痛予防体操等体操の種類を変えて実施してもよい。 ・体操の前後に肩たたき、ストレッチ、片足立ち、屈伸等体操以外の要素も取り入れる。 ・安全帯をはずす等、体操ができる服装とする。● 安全朝礼の基本的な実施手順 1カードでスキャン! 朝礼会場に集合 出欠確認・健康確認 会社ごとに整列 体 操

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