取り組み事例 5 139鵜澤：御社の取り組みは経済産業省の「人材版伊藤レポート2.0実践事例集」など数多くの場面で先進事例と取り上げられています。現在は人的資本経営コンソーシアムに関する発起人の会社の一社であり、企画委員会の委員として、各企業のCHROとともにさまざまな議論をされていると聞いています。最近の人的資本経営に関する反応や関心動向はいかがでしょうか。中畑：この1〜2年の動きとして、非財務価値の観点や環境などのサステナビリティ領域と同様に、人的資本に関しても、企業側と投資家・マーケット側双方から高い関心が寄せられ新たな取り組みが活発化していると実感しています。一方、日立の人的資本経営は、直近の人的資本への関心の高まりの前から、すでに10年以上の歳月をかけて取り組んできたものでもあります。鵜澤：きっかけは何でしたか？株式会社日立製作所代表執行役 執行役専務CHRO兼人財統括本部長兼コーポレートコミュニケーション責任者 中畑 英信 氏AdvancedCase510年以上の歳月をかけて進化した人事変革の起点は2008年度の経営危機取り組み事例5経営戦略に沿った人財戦略を、中長期の時間軸で策定・実行する日立の人事変革
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