7-8QANSWERA 1 A社の子会社であるAA社では、ソフトウェア制作(検収基準)を 行っています。AA社のB事業部では利益の予算達成を企図し、完成したプロジェクトの工数を仕掛中のプロジェクトに付け替えるという利益操作を行っていました<ケース1>。また将来の損失発生が見込まれる仕掛中のプロジェクトについて、受注損失引当金の計上を回避するため、利益が出ている別プロジェクトへ工数を付け替えていました<ケース2>。 A社では社外への業績公表値達成を強く求められ、子会社についても予算必達のプレッシャーがかけられる傾向にあるという背景のもと、AA社のB事業部主任の主導により、不適切な工数の振替が行われていました。 本事例は、決算における経理部による仕掛品残高の検証の過程で発覚しました。371 会計不正の事例不適切な工数振替(付け替え)による会計不正 不適切な工数振替(付け替え)による会計不正の事例について教えてください。
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