おいて裁決・判例から要約した結論（ポイント）も、できるだけ単純で、明快なものにするように心掛けたつもりであるが、必ずしも統一されたものではない。その他、本書では、図解・設例等を多く用いて、読者に分かりやすいようにと心掛けたつもりである。ただ、本書を執筆するに際して、十分な時間を確保することができなかったため、「重加算税の論点」が一部漏れているかもしれない。この点については、読者から忌憚のないご意見をお願いしたいと考えている。 本書の企画を持ち込まれた、清文社・取締役・出版開発室長の吉永洋輔氏には、延び延びになった原稿で大変ご迷惑をかけ、また、同社の坂田啓氏には、編集・校正などで懇切ていねいな配慮をしていただき、本書の全体的な見直し作業は、いつものことながら、深川輝明氏（元国税審判官・税理士）にお願いした。 これらの方々には、本当に厚くお礼を申し上げたい。平成12年６月八ッ尾 順一
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