移転価格の実務Q&A
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図表57-1国外関連取引のイメージ設例では、Pは第三者への販売はなく、また、SはP以外の第三者からの仕入れはありませんから、何ら切り出す必要はなく、図表57-2のように、各々の単体の損益計算書の営業利益までの部分を「切出損益」として扱えばよい、と思われるかも知れません。しかし、ここで問題になるのが「取引単位」なのです。図表57-2P及びSの損益計算書Ⅵ.切出損益計算│269PS40100PとSの合計の営業利益60【日本】【海外】売上40100PとSの合計の営業利益60売上原価営業利益P損益S損益販管費売上売上原価営業利益販管費

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