「収益店舗」所有の極意

7/22

（6）す。私のところに入ってくる売り店舗情報の内、現地確認に行くのは、平均して月に４件ぐらいです。その内成約するのは１件という感じです。本格的に店舗を扱い始めて３年半の間に、こつこつ店舗を探しては見に行くということを繰り返し、その中から自らが購入し、あるいはお世話させていただいた店舗数は、約40物件になっています。すでに私が足を運んでみた店舗数は、１５０以上になっています。　では、どのように店舗の良し悪しを現地確認して決めたのか、それらの店舗をなぜ私が購入し、あるいは顧客にお勧めしたのか、これらの実践を踏まえて、収益店舗のことをまとめたものが、本書になります。　　　今回の出版で、私は一つの区切りをつけたいと思っています。私のビジネス上の理想は、顧客の喜びが利益につながることです。一時的な信頼関係は崩れやすい場合があります。何かのご縁でお知り合いになり、ビジネスをさせていただく訳ですから、一過性のものではなく、長いお付き合いをしたいと思ってきました。不器用ではありましたが実践してまいりました。それに関し一定の満足度も得られたという思いもあり、仲介業務は近い内にやめようと思っています。そのあとは、宅建業者さん向けに私のノウハウをお伝えするための活動やコンサル業務を中心にやっていければと思っています。　多くの宅建業者さんにお会いしてきましたが、収益物件に対する知識が十分とは言えな

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です