「収益店舗」所有の極意
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(1) はじめに 平成18年3月に『収益不動産所有の極意』を上梓してから、平成19年3月に『出口からみる収益不動産投資』、平成20年3月に『一目瞭然!数値で発掘 収益不動産』、平成22年1月に『知れば得する収益不動産』を続けて世に出した後、このたびの出版まで随分執筆活動から遠ざかっていました。この間、出版社からは幾度も執筆依頼がありましたが、考えないようにしていました。書こうと思えば書く時間は作れたでしょうが、書きたくなるような題材が見付からなかったというのが本音です。 最後の出版以降は、主に収益不動産の仲介業務に力を入れてきました。和合実の収益不動産に対する見方をご理解いただけた方々に、収益不動産を購入していただいてきたのです。私と関わりをもってくださった顧客には、収益不動産を持つことで失敗のないようにとの強い思いをもって対応させていただいてきました。そうしますと、どうしても収益不動産の見方に厳しくならざるを得ませんでした。必然的にご紹介できる物件にも限度が出てきます。すべての物件にどこか不足する部分がありますので、比較の中で検討せざるを得ません。例えば、A物件よりはB物件、B物件よりはC物件がいいからこれをお勧めし

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