激変する既存住宅ビジネスと税制活用
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第1章 顕在化しつつある空き家問題4は同程度に高まってきていることが分かる(図表3)。気候風土や文化など、社会的背景が異なる米国との比較だけで論じることはできないものの、日本における現状の空き家率は決して高くはない。仮に、空き家率0%の世界を想像すると、総住宅数と世帯数が同じということであるから、建て替えや住み替えをすることも困難な状態ということになってしまう。では、空き家率の適正水準は、どの図表3総住宅数・空き家数・空き家率の推移(米国との比較)1,720 2,679 3,302 3,940 4,476 5,764 6,593 7,568 8,196 31,059 35,451 38,607 42,007 45,879 50,246 53,891 57,586 60,631 5.5%7.6%8.6%9.4%9.8%11.5%12.2%13.1%13.5%8.7%8.3%9.1%11.2%10.9%11.7%12.6%14.4%13.6%0%5%10%15%20%25%010,00020,00030,00040,00050,00060,00070,00080,0001973年1978年1983年1988年1993年1998年2003年2008年2013年総住宅数・空き家数(千戸)空き家数(千戸、左目盛)総住宅数(千戸、左目盛)空き家率(右目盛)参考:米国の空き家率(右目盛)出所)総務省「住宅・土地統計調査」、U.S.「Census Bureau」よりNRI作成空き家率(%)図表22014年7月3日 日本経済新聞朝刊 1面出所)2014年7月3日 日本経済新聞朝刊 1面
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