安全・監督能力向上テキスト
20/21

102 教育は、職場内で行う「職場内教育」と職場を離れて行う「職場外教育」の2つがあります。 作業員に対する教育は、通常は「職場内教育」で行われています。 「職場外教育」は、作業員に技能講習などの教育を受けさせる場合などに行われています。 これらの教育の内容とメリット・デメリットは、次のとおりです。職場内教育職長や熟練者が、実際の仕事をとおして、必要な知識、技能と態度教育を計画的・持続的に行う教育のこと。OJT(On-the-Job-Training)といわれている。メリット ① 日常の仕事の中で具体的に指導できる ② 教育の成果が仕事に役立つ ③ コストがあまりかからないデメリット ① 周到な計画を立てる必要がある ② 職長の能力に依存するので、習得度にばらつきがでる ③ 仕事との両立は難しい職場外教育職場から離れて、教育訓練を行うこと。OFFJT(Off–the-Job-Training)といわれている。メリット ① 日常の業務では習得しにくい知識や技能を習得できる ② 教育や訓練に専念できるデメリット ① 知識や技能が必ずしも仕事に活かされるとは   かぎらない ② 費用がかかる52つの教育方法

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る