実務対応 病院会計
32/38

Ⅱ 注記表の記載例 481記載例継続事業の前提に関する注記 当法人は、…(具体的な状況を記載する)。以上より、継続事業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。 当法人では、当該状況を解消すべく、…(具体的な対応策を記載する)を行うこととしております。 しかしながら、…(不確実性の理由を記載する)ため、現時点においては継続事業の前提に関する重要な不確実性が存在するものと認識しております。 なお、財務諸表は継続事業を前提として作成しており、継続事業の前提に関する重要な不確実性の影響を財務諸表に反映しておりません。2.重要な会計方針に係る事項の注記会計方針に係る事項に関する注記については、貸借対照表等の作成のために採用している会計処理の原則及び手続並びに表示方法その他貸借対照表等の作成のための基本となる事項であって、次に掲げる事項を記載する。(1)資産の評価基準及び評価方法記載例⑴ 資産の評価基準及び評価方法 ① 有価証券   ・その他有価証券    時価のあるもの     決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定) ② たな卸資産   最終仕入原価法記載上の注意棚卸資産の評価方法は、先入先出法、移動平均法、総平均法の中から選択適用することを原則とするが、最終仕入原価法も期間損益の計算上著しい弊害がない場合には、用いることができる(運用指針7)。

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る