家族信託をもちいた財産の管理・承継

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序―はじめに2件数は50件程度であったが、平成29年度は既に昨年度の3倍以上の申込みを受けており、申込者の居住地も首都圏から全国に広がりつつある。2．家族信託を取り巻く関係者（HP等より）［1］専門家・アドバイザリー業務（信託スキームの構築と信託契約書の作成等）（1）一般社団法人民事信託士協会　　（司法書士、弁護士を中心に平成26年4月に設立）　　母体：一般社団法人民事信託推進センター　平成25年9月設立　　＊民事信託士（司法書士、弁護士）　　　 平成27年度35名、平成28年度31名、平成29年度44名予定（HP等より）（2） 一般社団法人家族信託普及協会　会員数は3年間で1,200名を超えている。　　（司法書士、会計士、税理士、不動産鑑定士中心に平成25年10月に設立）　　＊ 家族信託コーディネーター　平成29年3月末約240名（ヒアリング）　　（宅地建物取引士、司法書士、税理士、不動産・HM関連他）　　＊家族信託専門士　平成29年3月末約150名（ヒアリング）　　（司法書士、弁護士、宅地建物取引士他）（3）一般社団法人民事信託支援機構　　（弁護士、税理士、公認会計士、司法書士等中心に平成27年12月に設立）　　＊専門家と信託実務家［2］金融機関（1）千葉銀行・「ファミリートラストサービス」　平成28年5月取扱開始