歯科医院のマネジメント読本
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188りと、午後に来院予定の患者に関する情報の確認などを行います。そして最後に終礼で、午後の患者について申し送りを行います。ここでいう申し送りとは、患者に関する注意事項の確認や患者の不安に思っていることについての情報の共有です。これらの情報をもとに患者に声掛けを行い、次回の診療の際に安心感を与えることを目的としています。SNSも有効に活用した「働きやすい環境づくり」スタッフ間のコミュニケーションを図るうえで重要となるのが「働きやすい環境づくり」です。歯科衛生士の人材確保がなかなか難しいときには、クリーンスタッフや滅菌スタッフなどサブスタッフを増やすことにより歯科衛生士の負担を軽減するなどの工夫も必要です。D歯科医院では、外部講師を招いての勉強会を定期的に開催し、知識やコミュニケーションスキルの向上に努めています。また、SNS等を有効に活用し、院長自らがほぼ毎日、患者やスタッフに対して積極的に情報を発信しています。歯科医院紹介動画や院内新聞などをスタッフ全員が協力して作成することが達成感を生み、さらに、患者からの評判や反応をスタッフ間で共有することでモチベーションが高まっています。コミュニケーションを大切にするD歯科医院は、三世代が一緒に通える歯科医院として地域に根づいています。『コミュニケーションロード』受付からは来院患者が一望できる

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