ん。大事なのは伝わるか伝わらないか。自分の経験したノウハウを可能な限り丁寧にお伝えしようと、全身全霊使いました。図解やアイコン、表、画像などをふんだんに掲載し、最後まで読んでいただくことに注力しました。そのため、これまでの同社の出版物とは、毛色の異なる本となったかもしれません。そうした中、ほぼ全面的に筆者の伝えたいことや表現したいことをそのまま採用していただいた編集者の藤本さんには大変感謝しています。また、各方面の専門家であるポライト社会保険労務士法人の榊 裕葵さん、 ㈲米田会計事務所の米田 貴光さん、中川会計事務所の中川 祐輔さん、弊事務所の業務を担っていただいている花香 貴子さん、各クラウドサービスベンダーの皆様のお力なくして、この本は完成しませんでした。深く感謝いたします。また、イラストやアイコンの作成に際しては、数多くの注文に柔軟に対応頂いたデザイナーの浅野ゆかり様（クラウドワークスのハンドルネームは〔aira129〕）大変ありがとうございました。さて、本書は、会計事務所のクラウド化をテーマにしています。しかし会計事務所と一口にいっても、事務所の規模が違います。扱う顧問先の大きさも千差万別です。本書でも触れたとおり、筆者の事務所は個人の事務所で顧問先の規模も比較的に小規模です。したがって、規模の違いによっては、当然対応するためのシステムも違いますし、クラウドツール等も異なって然るべきです。しかし、どの会計事務所でも、業務をどう円滑にするかという課題と、顧問先へのサービスを考えるのかという本質は変わらないはずです。そうした点で、この本は、会計業務に従事するすべての方にお届けしたい内容となっています。皆様の今後の業務の一助になれば、この上ない喜びです。2019年2月税理士 葊升 健生
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