士業者が身につけたい 顧客をつかむ面談術
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第2章◆面談は、ファーストコンタクトから始まっています65かもしれません。しかし、その行動の背景にあるのは、「自分は士業者だから許される。サラリーマンとは違うから」という気持ち。それは、もしかしたら「慢心」ではないでしょうか。少しでも、先生の心の中に慢心があれば、それが依頼者に何かしらマイナスの印象を与えてしまうのではないでしょうか。いかに時代が変わろうとも、少数でも違和感を覚える依頼者がいれば、顧客満足はどうしても下がってしまいます。外見が与える視覚的な効果は、自分が思っている以上に大きいということを改めてご理解いただければ幸いです。 「おしゃれ」はどうぞ、プライベートで思いっきりお楽しみください。士業者だからこそ、仕事中は品格を感じさせる「身だしなみ」で人間力を上げる意識をもっていただきたいと思います。そんな小さなことの積み重ねが、「信頼できる先生だ」という魅力、オーラにつながるのです。自分では良いと思っていることが、依頼者からみるとマイナス評価になっていないでしょうか。客観的に考えてみましょう。「おしゃれ」と「身だしなみ」。プライベートと仕事でしっかり使い分けましょう。

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