47ビジュアル資料で成果を上げる第1章 まとめ会計データを使ったエクセルの活用の1つ目として、図解について見てきました。図解にはグラフ機能を活用しますが、分析などグラフ機能の意図する本来の使い方ではなく、どちらかというと亜流の使い方になるため、手間が多くなります。実際、図の作り方を紹介してきましたが、表と項目の順序を逆にしたり、あえて空欄を挟んだり、非表示にしたりといった、見た目を整えるための手間が非常に多かったと思います。それでも、あえて図解を最初に見たのは、エクセル活用の中で、最も評価を上げやすいところだからです。具体的には、次の4つの図解の仕方を見てきました。●●試算表(BS)●●損益(PL)推移表●●営業CFの増減●●BS・PL対比図説明内容に応じて、色付けする箇所を限定するのも、見た目のアクセントとなり、説明が印象に残りやすくなります。毎月は大変ですが、四半期毎や半期毎などのタイミングで強調するポイントを示すのもオススメです。図は最初に作るのが面倒ですが、1度作ってしまえば、あとは参照先のシートの値を更新していくだけで、自動的に変形していってくれます。図をつけるだけで、説明の仕方は特に変えなくても、説明の印象が大きく変わります。ぜひ、図解資料を説明用資料として追加していきましょう。
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