賃貸経営の税務Q&A
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はじめに私も、賃貸経営をしている大家さんです。2007年、実家が営んでいたアパートの経営が危機的状況であることがわかりました。このままでは破綻してしまう状態でしたので、何とかしようと賃貸業を引き継ぎ、財政の建て直しに取り組み始めました。そして、節税、法人化、リフォーム資金の借入れなどを行い、どうにかお金が残る状況にまで経営改善することができたのです。賃貸業を引き継いだときに思ったことは、「大家さんには相談相手がいない」ということでした。私の実家にも顧問税理士さんがついていました。しかし、その税理士さんはろくに提案も出さず、相談をしても、「物件を売却して借入金を返済しましょう」という他人事のような返事しかありませんでした。「これが税理士の仕事か……」と思って、がっかりしたのと同時に、自分なら、もっと大家さんの役に立てると思いました。これをきっかけに、私の大家としての経験を活かし、大家さん専門税理士・司法書士として、大家さんが、どうしたら収入を上げ、支出を減らし、税金を抑えることができるのか、ご提案・お手伝いをさせていただいております。私自身の経験、お客様の相談を受けているうちにわかったことは、「賃貸経営は節目節目で重要な判断が必要」だということです。

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