税務調査事例からみる役員給与実務Q&A
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税務調査で問題となり得る項目を重点的に解説したところにある。すなわち本書は、会社法の趣旨を踏まえ、役員給与と退職金を巡る法人税及び源泉所得税の基本的な考え方を整理し、実務で問題となる論点について具体的事例に即してQ&A形式で解説しているという点が最大の特徴である。 また、近年の役員給与に関する裁判例や裁決例も可能な限り取り上げ、そこから得られる実務上の示唆も記述している。本書が役員給与の取扱いに関し頭を悩ませている実務家の皆様方のお役に立つことができれば幸いである。 最後に、改訂版の出版にあたり多大なご尽力をいただいた、清文社の折原容子氏に厚く御礼を申し上げたい。 平成28年11月国際医療福祉大学大学院准教授税理士安部和彦

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