オーナ-経営者の視点から「株式分散」問題と集約をめぐる整理・対策ポイント
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3第1章 株式会社の分散株式をめぐる問題 本書では、「分散株式あるいは株式分散」とは中小企業の株式会社においてオーナー経営者以外の株主がおり、株式会社の株式がオーナー経営者とそれ以外の株主に分散されている状況を言います。(1)この本のここがポイント(分散株式とは) この本では、分散株式の場合に起こる問題点を分析した上で、名義株主の整理、種類株式の活用、会社法改正によるスクイーズ・アウト等によって分散した株式を取得する方法等を説明します。最新の株式を使った節税策には注意すべき点もあり、中小企業の事業承継対策や安定株主による円滑な経営のための株式を活用する際のポイントを解説していきます。(2)この本のここがポイント(会社法の基本的な知識) 分散株式を理解するためには中小企業のオーナー経営者や税理士にも最新の会社法の基礎知識が必要になりますが、会社法を理解することは範囲も広く内容も複雑でとても大変です。著者である税理士と司法書士の視点から主に非公開会社の中小企業の場合にここだけは理解していただきたい会社法の知識を簡潔に説明します。法律が複雑で深い事案になれば、弁護士に相談する際の予備知識として、理解しておいたほうが良い点もご説明します。(3)この本のここがポイント(分散株式を整理する方法) 会社法が改正されてきて、いわゆるスクイーズ・アウト(Squeeze Out)という手法がクローズアップされてきました。スクイーズ・アウトとは会社法を分散株式をめぐる問題とこの本のポイント1

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