4STEPで身につく 〈入門〉土地評価の実務
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173 現地調査の概要 3 現地調査の概要1現地調査で使用するツール現地調査において、以下のツール(7つ道具)を使用します。① カメラ(できれば2台)② メジャー③ レーザー距離計(ピッキョリ)④ 三角スケール⑤ クリップボード(手板)⑥ 騒音計⑦ ウォーキングメジャー①~④は必ず持っていきましょう。⑤~⑦は必要に応じて持参します。鑑定士コメントメジャー、レーザー距離計、ウォーキングメジャーにはそれぞれ一長一短があります。メジャーは廉価であり使い方も簡単であるという長所がある反面、一人で調査をするときには使いにくいという短所があります。ウォーキングメジャーを使えば一人で測定が可能ですが、砂利敷きの土地や草むらでは車輪が思うように回転してくれないため不便です。レーザー距離計を使えば一人で、しかも素早く測定ができ、この点非常に重宝しますが、草木が生い茂っていると光が遮られてしまい、正確な数値が出ない事もあります。それぞれの器具の長短所を理解したうえで、現地には複数の測定器具を持参するのが望ましいでしょう。2現況の確認現地調査で所有地の現況を簡易的に測量します。例えば、間口や奥行を測って公図や測量図と一致しているか否かを確認したり、間口が接道義務を満たしているか否かを確認したりします。
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