「建設業の経理」№76
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<図表1>大手50社の受注高推移(2010~2015年度)(単位:10億円)総計建築計土木計国内計海外民間等計公共機関計その他製造業非製造業国地方10年度10,0689,5556,9801,2145,7662,0281,2477825475147,1192,949-5.2%-4.9%-2.6%1.8%-3.5%-12.1%-18.7%0.9%-5.0%-9.1%-2.0%-12.0%11年度10,78310,1967,2371,5685,6682,4881,4041,0844715877,3623,4217.1%6.7%3.7%29.2%-1.7%22.7%12.6%38.8%-13.9%14.3%3.4%16.0%12年度11,04510,5287,4261,4895,9362,6211,6131,0084815167,5793,4662.4%3.3%2.6%-5.0%4.7%5.3%14.9%-7.0%2.2%-12.0%3.0%1.3%13年度13,26812,4018,4831,4577,0263,4392,1361,3044798678,8474,42120.1%17.8%14.2%-2.2%18.4%31.2%32.4%29.3%-0.5%67.9%16.7%27.6%14年度14,35813,5908,8931,6767,2174,2272,7451,4824707689,1835,1758.2%9.6%4.8%15.0%2.7%22.9%28.5%13.7%-1.8%-11.5%3.8%17.1%15年度14,22513,6789,5961,9507,6463,5682,3541,2155135479,6514,574-0.9%0.6%7.9%16.4%5.9%-15.6%-14.2%-18.1%9.1%-28.7%5.1%-11.6%出所)国土交通省「建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)」よりNRI作成<1>2015年度の大手50社受注は5年振りに減少国土交通省が発表した2015年度の建設大手50社の建設工事受注高は,民間工事は堅調な動きを見せたものの公共工事と海外工事の大幅な減少が響き,前年度比0.9%減の14兆2,253億円と,5年振りに減少した。国内と海外の内訳をみると,国内受注高は同0.6%増の13兆6,780億円と5年連続で増加したものの,海外受注高は同28.7%減の5,474億円と2年連続で減少した。国内受注高を発注者別にみると,民間工事は同7.9%増の9兆5,963億円と5年連続で増加したものの,公共工事は同15.6%減の3兆5,685億円と5年振りに減少した。工事種別にみると,建築工事は同5.1%増の9兆6,510億円と5年連続で増加したものの,土木工事は同11.6%減の4兆5,744億円と5年振りに減少した。特別記事2016年3月決算と今後の業界動向株式会社野村総合研究所グローバルインフラコンサルティング部榊原渉上級コンサルタントAutumn2016建設業の経理15

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