働き方改革の理論と実践
6/24
4 部下の状況により指導法を変える魔法20…第Ⅰ部 若年社員の定着を図るマネジメント理論編 「9・9型(チーム・マネジメント)」を実現するためには、さらに部下の状況によって指導法を変えることが成功につながります。 ハーシーとブランチャードは、図表Ⅰ-3の「部下の成熟度と効果的な指導法」を提唱しました(1977年)。 部下の指導法は、部下の成熟度の状況に合わせて変えることが有効です。その成熟度は、部下の「能力と意欲」の状況を4つに分類して効果的な指導方法を適用するとよいのです。部下の成熟度高いやや高いやや低い低い能力○○××意欲○×○×※ 能力と意欲の状態で、「○は、ある」、「×は、ない」ことを示します。図表Ⅰ-3 部下の成熟度と効果的な指導法支援的行動高←--参加的指導説得的指導--→低委任的指導 ----指示的指導低 ← 指示的行動 → 高
元のページ
../index.html#6